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NZ富士山(タラナキ山 2518m) (旧山名 エグモント山)
「ラスト・サムライ」のロケ地
宗 単独 日時 2月19日(月曜日)
トンガリロ・クロッジングの後、ワカパパ村から一旦、西のロトルアに行き、 乗馬、フライフィッシング、温泉を楽しんだ。 その後、東海岸のニュープリマスに移動 移動が、週末の日曜日になったため、ロトルアからニュープリマスまでバスを乗り継いで、 10時間を費やした。(バスの乗り継ぎトラブルあり、でも思わぬ経験もできたので、 これはこれでよし) タラナキ山(旧エグモント山)は映画「ラスト・サムライ」に冨士山の代役を務めたほど日本の富士に似ている。 標高が2500mと低いが、海岸から20Km弱で、周囲が全くの平らな土地であることから、 十分迫力がある。例によって、バックパッカー宿でシャトルワゴンを頼んで、 登山口ノースエグモント(936m)まで行った。
シャトルバスからのタラナキ山(走行中) 9時 シャトルワゴンの同乗者はデンマークの2人と中国の新婚さん、 この4人は登山をしなかった。 中国の花嫁さんは、とても美しく、これでは花婿も登山などする気にならないだろう。 (わたしもこの花嫁と一緒なら登山などせん。) 花婿は私に向かって「この山を登るのか? タフだね。」と言ったが、 「いやいや君の方がもっとタフだろう」と答えた。 標高差は1500mと少し長い、途中に、滑りやすい砂走りの様なところもあり、 かなり苦しい。 登りで4時間30分、1時半に山頂についた、山頂は残雪があり、眺めは良かった。 周囲と言うか、回りは平らな土地なので、 山頂付近は1本も木のない火山岩で麓は灌木帯、その外周を草原 が覆っているので、上から見るとドーナッツ状の景色がみえ。 その向こうに丸い地平線が見える。 (私は初めて丸い地平線というモノを見た。)絶景
丸い地平線
問題はこの天気だった、凄く暑いのと、登山口のゲートに「このルートに水はない!」 と注意書きがなされていたが、私は迂闊にも1gしか水を持っていかなかった。 暑さと砂埃で、すっかり渇いてしまい、汗も唾もでなくなり、登山口の案内所に戻ったときは、完全に干上がってしまった。 水は販売していないとのことであったが、案内書の親切なお嬢様(お嬢様と言いたい!)が自分用の水をグラスに1杯飲ませてくれた。生き返った。 宿に戻ってから2gの水を飲んだが、それでもまだ渇きが癒えなかった。
最終的に、このニュープリマスからバスで、オークランドに戻り、旅を終えた。 16日間の旅だった。日本帰国2月24日(土曜日) おわり 宗
登山口からタラナキ山
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